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地域の文化を考える場合、生活をより潤いや喜びのあるものとしていく観点から、歴史や風土に培われ、地域や生活に根ざした文化を創りあげていくことが大切である。
文化創造の担い手は住民自身であり、町は住民の主体的な活動を支える条件や場を整備していくことが重要である。今までの活動をさらに発展させながら生活と自然が調和した個性的な地域文化を創造していくとともに、地域全体が高い文化を感じさせる街並みづくりや景観づくりが大切となってくるであろう。
※計画の目標
住民の文化活動の活性化と、文化によるふれあいを促進し、住むことに喜びと誇りを感じる町づくりに努める。
イ 地域文化の継承と育成
※現況と課題
温暖な気候が育んだ豊かな自然のもとで、長い歴史の中で継承されている有形・無形の文化的遺産が数多くある。それらは松崎らしさとして住民の生活の中に生きているが、文化財の中には時間とともに失われつつあるものもあり、文化財の保護対策のより一層の充実が必要となってくる。
また住民の地域への愛着は深く、地域の歴史や文化を掘り起こし見直そうという気運が高まっている。高齢者が若い世代へ、松崎の昔話や民話、遊びを伝える活動も始まっている。こうした活動は、ふるさと意識を生みだし、世代の交流を促かすばかりか、地域の活性化や潤いある町づくりに欠くことができないものとなっている。今後さらに、ふるさと文化を振興していくとともに、町史の編さんなどを進め、誇れる郷土づくりを進めることが課題である。
※計画の目標
文化財や伝統文化の発掘・活用を図るとともに、郷土意識を高めふるさと文化づくりを図っていく。
観光・文化の面から見ると、この「花とロマンのふる里づくり」というシンボルテーマは、まさにより良き観光振興、文化の伝承などのためにあるのではとさえ思える。この町のそうした住民や観光客を大切にしていく姿勢は、他の市町村の手本になるべきと思う。
他地域から来た人々を暖かく迎え入れてくれる人柄と1年を通して温暖な気候は、この町のかけがえのない財産なのではないか。

 

 

 

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